…私と愛花は、双子の姉妹だった。 愛花が姉で、私が、妹。 何でもできて、性格も明るく誰からも好かれる愛花。 そんな愛花とは真逆の私、雪音。 愛花の方が友達も多かったし、大人だって愛花ばかり褒めていた。 それでも私は愛花のことが大好きだったし、愛花も私を大切にしてくれた。 そんな私たちには隣の家に住む幼馴染がいた。 それが春斗だ。