今日は久しぶりに山本さんがシェアハウスに顔を出していた。

「おう!翔太。今日は可愛い子がシェアハウスに来る。」

「えっ?誰ですか?」

「それはあとのお楽しみだ。」

山本さんはリビングの窓をずっと眺めていた。

「おっ、来た来た!」
山本さんは立ち上がり玄関に向かった。
俺はリビングのソファで半寝状態だった。

「おーい。みんな、新しいシェアハウスに住むやつ紹介するから集まれ。」