今日は龍平と久々に一緒に帰ることになった。 昇降口で1時間待っても来なかったのでバスケ部の部室に向かった。 部室の前にきてドアノブに手をかけた時中から龍平の声が聞こえた。 ドアにそのまま耳を当てた。 『龍ちゃんが佳奈の一番ね!!』 『あぁ。』 『私龍ちゃんのこと大好きだから。』 『ありがとう。俺も佳奈のことが大好き。』 佳奈と呼ばれる子は龍平のことを龍ちゃんと呼んでいた。 しかも、二人お互いに大好きって言い合ってた。