「最近の翔太ってなんか暗いよな。」 昼休み、龍平と屋上に来ていた。 いつもと違う暗い感じの龍平に少し戸惑った。 「暗い?どこがだよ。俺はいつでも元気だぜ!!」 「嘘だ。今の翔太は嫌いだ。じゃあな。」 俺を置いて龍平は屋上を出た。 「なんだよ。」 フェンスに寄っかかっていると、屋上の扉が開いた。