「私は陸上の強い大学に入ったよ。」 「そうか!おめでとう☆」 「これから、夜はみんなで【翔太お帰りパーティー】しようと思うんだけど予定とか入ってる?」 「入ってないよ。」 「なら、お帰りパーティーも大盛り上がりだね!」 菜々の笑う顔を見るとこっちまで安心する。 愛おしかった人が今、目の前に居ることが何よりの幸せだ。 「翔太はなんか仕事してるの?」