「もう、本当に最悪…。なんなのよ!早く東京に行けばいいのに。」


「東京に行ったら凉介君と会えなくなるのよ?それでもいいなら桃の自由だけど。」


亜美は天然って感じがするのに説得力がある。


「桃の気持ちに正直になりな。そしたら今の最悪って気持ちも最高に変わるかもよ♪」


「う、うん。」


正直な気持ちは、凉ちゃんのことが好き。


でも、好きなのに好きなのにどうしても素直になれない。