水を怖がっていた私に凉ちゃんは優しく手を出してくれたっけ。 「水は怖くないって唱えるんだよ。」 「水は怖くない、水は怖くない。」 ずっと言っていたら自然と水が怖くなくなった。 凉ちゃんが手を離しても怖くなかった。 「ほら!」 バシャンと勢いよく体にかかった水。 凉ちゃんを見ると水を叩きながら笑っていた。 「凉ちゃーんやったな!!」 凉ちゃんめがけて水をかけた。 「凉ちゃんトイレ行ってくる!」 私は走ってトイレに向かった。