誰よりも…


しばらくしたらチャイムなって皆次の授業の準備しだした。
次は移動やから用意してたら、

「さぁ~きぃ~」

って嶺亜が飛びついてきた。

「班の中で友達出来た???」

嶺亜が心配してくれんねん。

「ちゃんと出来たよ(笑)」

「よかったな(笑)」

あぁ、嶺亜と友達になれてよかったな~って思ってたら

「咲樹!!」

蒼空に呼ばれて振り返ったら、

「アタシも一緒に移動行ってもええ?」

遠慮がちに聞いてきた。
そんなん、ええに決まってるやん!!
心ん中で思ったことを言おうとしたら

「全然かまへんで!!行こ行こ♪」

嶺亜が言うからビックリした

「ありがとう!!」

蒼空が嬉しそうに笑うねん
この顔見たらこっちまで嬉しくなるわ

「アタシ、渡辺嶺亜。よろしくな」

嶺亜が自己紹介したら蒼空も

「神崎蒼空。蒼空って呼んで!!」

言うて嶺亜と蒼空も友達になってん。
それから、ウチらは3人で居ることが多くなってん。
3人とも部活には入ってないから下校も一緒になってた。