高校3年生の夏休みが終わり、今日から授業がはじまる。 「凪弥、おはよう」 僕の名前は瀬野文凪弥、そして今挨拶してきたのは、今のところ小学校からずっと同じクラスをやってきた雪村薫。 今日は転校生がくるみたいだ。 そのせいか、教室が少し騒がしい。 先生が、教室に入ってくるなり生徒たちが。 「今日の転校生は女子ですかー?それとも男子ですかー?」 皆同じようなことしか聞かない。 「さぁーな」 それにたいして先生は笑いながら答える。