しばらく、
ベッドから窓の外を見ていると…

「大丈夫?」

と聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「…東野先輩!っいたぁ…」

「あまり大声を出さない方がいいよ。脳に響くから。」

と優しく頭を撫でられた。
先輩がそういう事をするなんて、あまりに衝撃的すぎて、

「ほにゃっ!」

と変な声を出してしまった。

先輩は驚いた顔をして、

「っ…くくっ…御影さん、面白いね。」

と笑い出した。