お婆さんがサプリを砕き、粉にし、
ポカリと一緒に少しずつ流し込む………
婆「こんな時にお母さんがいてくれたらね」
総司「母上………どちらに……」
婆「数年前に亡くなったよ……末期の癌だったんだ……お父さんが男で一つで育ててたのに……こんな姿に………
お父さんはまだ日本に戻ってないの?」
左之「……あぁ……」
婆「すぐ目覚めるわよ……遥ちゃんは…優しくていい子だから…………悲しい想いはして欲しくないわ…………」
土方「…………………ハイ…………………
有り難う御座います」
土方は深々と頭を下げた
婆「あなた達も着替えなさい……」
5人「はい。有り難う御座います」
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遥が目覚めたのは二日後………
遥「土方……………………………」
遥の横に眠っていた………
土方「遥っっっ!!! 良かった!
痛いか? 苦しいか? 腹減ったか?」
遥「お腹空いた………」
土方「平助!!!遥が目覚めた!
粥作ってくれってくれ!!!」
バタバタバタバタ
四人「良かった………………………」
遥「ご心配おかけしました…」