パンッ! シューーッ!

  遥「長州の者!!!良く聞け!!!」

   ピストル型の発煙筒を空に打ち上げた

  遥「私は未来から戦を止めに来た!

    刀を納めよっっっ!!!

    でないと木っ端みじんに

    してくれるわぁーーーー!!!」

   敵も味方も静まり返り遥を見た

   遥「空の光を見ろっっっ!!!

    この光が消えるまでに

    退かぬのなら……生きる望みを

     消すんだなっっっ!!!」

      ざわめく敵兵

    ……………………………………

   数分後………光が消えた……

  長州「紛い物だっ!斬り込めーー!」

    遥「止まれっっっ!!!」

   手には手榴弾ーーーーーーー

   遥「幕府軍は下がれっっっっ!!!

       死ぬぞっ!!!」


   土方「退けーーーーーー!!!」

   みんな私の後方で刀を構えた……

   遥「十数える……その間に撤退しろ!

   一つ 二つ 三つ 四つ 五つ

   六つ 七つ 九つ 十ぉー!」

     カチッ!!!

   ピンを抜き、敵に向けて力の限り

       投げた


    
  ドォーーーーーーーーーーン!!!


    全「っっっ!!!」


   ピシャピシャ ピシャピシャ ピシャピシャ


   敵の肉片が此方まで飛んでくる 


   新八「スゲーーーーーーーーー」

   平助「何だよ……あの威力!!!」

  左之「あれを…俺らは雑に使ってたのか」

  土方「あんな小さな弾薬が………」

  総司「鳥肌がたちますね」

   遥「まだやるかっっっ?!」

    手榴弾をまた手に持つ

   遥「まだまだあるぞっっっ!!!」

    羽織を脱いでベストを見せた

   長州「退けーーーーーーーー!!!

     退却ーーーーーーーー!!!」

      パンッ!!!

   リボルバーで敵の指揮官らしき人の肩を撃ち抜いた

   遥「桂小五郎に伝えよ………

 兵を撤退しろと……無駄な死を増やすな………本来、日本の敵は……日本を襲撃してきたものだけだ!!!

  それから……メリケンだけは攻撃するな!

   肩を撃ったから死にはしないが

   体の3割の血を流すと死ぬ……

   早く行った方が良い!!!

    仲間を殺して悪かったな……」