遥「ヤダ ヤダ ヤダ ヤダ」

   総司「逃げるなっっっ!!!」

   ビュン ビュン ビュン ビュン

   遥「っっっ!!! 危ない!

     びびったぁ~~~~~~!」

   総司「何っっっ!!!」

     遥は無心に打ち込んだ

  カン カン カン カン カン 

  カン カン カン カン カン 

  カン カン カン カン カン


   遥は左下から斜め上に切り込む


      ビュンっっっ!!!

   
     総司「っっっ!!!」


   その一瞬の隙に足払いをかけ、

     木刀を首に突き付けた

   一「勝者……遥!」

   総司「狡いっっっ!!!」

   遥「痛いのは嫌……………………」

  土方「遥…ちょっと来いっっっ!!!」

   遥「はい」

  土方「俺とやるか?」

   遥「こんな真っ昼間からっっっ!!!」

  土方「試合だよっっっ!!!」

   遥「あぁ……ヤダ」

  土方「何で」

   遥「痛いのはヤダ……」

  土方「お前……………隊士だろ…………」

   遥「負け戦はしない!!!」

  土方「じゃ、少し一服入れて半刻後に

     此処に来いよ~~~~!!!」

   遥「ヤダ 無理 やりたくない!」

  土方「はい。解散」

   遥「聞けぇーーーーーーー!!!」

  
 
    ーーーーーーーーーーーーーー



   庭で本当に一服していた……………

   土方も庭に出て来て、二人ソファーブランコに座りながらボーーっとしていた。

   遥「何で…」

   土方「そんなにイヤか?」

   遥「痛いのはヤだってば…」