ー 遥彼方 ー 新選組と共に……





 遥「だから……来なくて良いって言ったのに……」

  ムギュ! 土方「もういっぺん言ってみろ」

     頬を握り潰す土方

  遥「あはひ…へはひん(私…怪我人)」

   土方「心停止して……蘇生しながらテメェの顔がどんどん青白く、唇が紫に変わっていく姿を見ていた俺に……意見するのか……」

  遥「ほんへほはい(とんでもない)」

   土方「じゃあ、暫く黙ってろ」

    遥「君菊………帰りな」

      バコンッ!

  土方「黙ってろっっっ!!!」

   遥「叩くなっっっ!!!」

  土方「君菊………テメェがしたことは新選組をも危険な目に遭わせたんだ」

   君菊「ゴメンナサイ…………」

   土方「身請けしたんだ……里に帰れ」

   君菊「こっちに家借りたんよ……」

   遥「帰れーーーーーーーー!!!」

   土方「何やってんだお前…………」

   デカい声を出し、悶絶する遥……

   君菊「遥の近くにいたいし……

      土方はんもいるし………」

    遥「はぁ~~~~~~~~

    お前はやっぱり頭がおかしい!」

   土方「どうやって生きていくんだ…」

   君菊「甘味屋で働く!私を売った親の所になんか帰らん」

   土方「宛てはあんのか?」

   君菊「うん。もう決まってるんよ」

   遥「もう体売るなよ…………ちゃんと恋仲作ってやりなさいよ?」

   土方「やりなさいよってお前………」

 君菊「土方はん。恋仲になってくれはる?」

   遥「(プルプルプルプルプルプル)

     里に帰れーーーー!!!」

       また悶絶する遥

   土方「……………………………………

     遥も学べよ……傷口開くから…」

   君菊「土方はん!」ピッタリ……

   土方「離せ………お前を抱く気はねぇ

      他をあたれ……それから

    妻帯者は止めろよ?幸せは来ねぇ」

   君菊「心配してくれるん?」

 遥「土方くん…その妖怪をつまみ出せ!」

   土方「御意」