医者の手当てを受けた遥
医者「動かせないから……暫く此処で」
甘味屋の二階で眠る遥………
土方「腹にヤヤコが…………」
医者は首を横に振る
土方「はぁ~~~~~~~~」
医者「今日が山場……」
土方はあることに気付き、家に走り出した
抗生物質。鉄剤。消毒液。ガーゼ軟膏
トマトジュース………
甘味屋に戻り、トマトジュースで抗生物質と鉄剤を飲ませた。
医者「此が入ってた」
一枚の紙を土方に渡した。角が真っ赤になっていたが、文字は読める
『歳へ…………
コレを読んでると言うことは、私はもう死んじゃったんだね……。
祝言挙げられなくて残念………
赤ちゃんも作ろうなんて言ってたのに、歳の願いは何一つ叶えてあげられなくてゴメンね…………
でも、凄く……凄く……愛してる
歳といられて……この時代に来れて
本当に幸せだった
楽しいことも辛いこともたくさんあったけど……いつも歳がいてくれたから頑張れた
感謝しても感謝しきれないよ
新選組 副長 土方歳三として
天寿を全うして! 私が必ず迎えに行くから…… 新選組を守り抜いてね
皆を大事にしてね…………
私の隊の皆をお願いします
我が家の大事な家族もね…………
……………………………………
私の下着が入ってるタンスにお金が入ってるから……君菊を島原から出してあげて
残りのお金は隊費に………………
幸せでした
土方 遥』
ポロポロポロポロポロ ポロポロポロポロポロ
土方「土方遥……………………」

