遥「君菊!私客だからね?」
君菊「お前は客じゃねぇ……」
遥「何様だっっっ!」
君菊「おい下僕」
バコンッ!
遥「誰に向かって言ってんだ妖怪」
君菊「妖怪じゃねぇわっ!」
遥「客相手にそれはねぇよ……」
君菊がお酌なんかする筈もなく
遥は手酌で一人で呑んでいた
君菊「は~~~る!!!」
遥は君菊を無視して一人酒
遥「疲れてんの……くっつくな!」
君菊「土方はんとうまくいってる?」
遥「お陰様で……。あっ!そうそう
私、土方が死にそうになったら
あいつの命優先するから……
もし私が死んだら………………
土方を宜しく頼むわ………」
君菊「断るっっっ!!!」
遥「君菊にしか頼めない……
ってゆーか、君菊なら譲る」
君菊「死なんといて?」
ポロポロポロポロ
遥「……………………………」
君菊「死んだら……許さんよ……
土方はん泣かせたら………
地獄の果てまで追い掛けてやるから」
遥「死ぬつもりはないけど………
もしも……の時だから……
土方は組には絶対必要なの
だから……私は土方の盾になる
それは土方の恋仲になってから
決めてたことなの…………」
君菊「いややぁーーーーーー!」
ギューーーーーー!!!