午後になり、土方と町に来た

  土方「初めてだろ…京に来るのは…」

  遥「はい」

  土方「どうだ?」

  遥「道が広い」

  土方「……………………………………」

  遥「ありがとう御座います。

     連れ出してくれて……

     良い気分転換になります」

  土方「そうか………」

  遥「何処に行くんですか?」

  土方「お前の刀買いに」

  遥「っっっ!!! 本当ですか!!!」

  土方「あぁ…その後は…団子食って茶飲んで帰る」

  遥「ありがとう御座います」

  土方「フッ! お前を帰さない手段だ」

  遥「行くところもありませんから…」

  土方「…………そうだな…………

    此処だ……好きなもの選べ」

  遥「うわぁ~…沢山ありますね……

    これ…可愛いっっっ!!!」

   土方「腰に刀差してみろ。此処だ

         刀を抜け………」


     スッ  スッ

   土方「……………………………………」

   遥「……………………………………

      長くて抜けません…………」

   土方「もう少し短い物を探せ」

   遥「……………………………………

       んじゃ……コレで……」

   土方「先程のようにやってみろ!」

       スッ   スッ

   土方「……………………………………

         他の物を…………」

      スッ    スッ

   土方「他!」

      スッ!

   遥「抜けた!!!」

   土方「よし!此をくれ!!!」

  脇刺しと二本、セットでお買い上げ

   遥「ありがとう御座います!!!」

   土方「クスッ! あぁ。大事にしろ

    総司に手入れの仕方習っとけ」

   遥「はい!」

   土方「じゃ!団子食いに行くぞ!」

   遥「はい!」


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