遥「ただいまぁ~~~~~~」

   電気をつけてソファーになだれ込む

 土方「おいっ!顔腫れてる!早く冷やせ!」

   総司「本当だぁ~!薄暗くて分からなかった」

   遥「はいはい」氷ジェルで冷やしながら煙草を吸う遥…………

   土方「何で今回は伸せたんだ?」

   遥「一人だったし、縛られてなかったし、あのハゲ、私のこと名前しか知らなかったみたいだから、強さを知らなかった。

   だから、油断してたんだろうね……」

   総司「気を失うまでやらなくても…」

   遥「気を失ってる所をわざわざ座らせて回し蹴り食らわせたんです」

   土方「奴も馬鹿だったんだ……」

   遥「はい。そうです」

   総司「何故やられたの?」

   遥「ワザと挑発して殴らせたの。

    先に手を出したらこっちの責任だし」

   土方「顔だぞっ!」

   遥「骨が折れなきゃ元通りの美しさに戻るから大丈夫」

   土方「自分で言うなっっっ!!!」

   総司「オナゴなのにぃ~~~!」

   遥「大丈夫!大丈夫!殴られても美しいから…………」

   土方「そうでもないぞ?」

   遥「御所からの帰還よりはマシ」クスッ!

   総司「何で笑ってられるの?痛いのに」

   遥「私には辛くてもいつも助けてくれる人がいるから……自然に笑えるの」

   土方「お前は……本当に女じゃねぇ」

   遥「どぅも!少し呑んで良い?

    今日は着替えさせられたりしてあまり呑んでなくて……物足りない……」

   土方「潰れるなよ……」

   遥「総司も呑む?」

   総司「私は眠いからもう寝ます」

   そう言って歯磨きを始める総司

   遥「歳はぁ?」

   土方「じゃ、少し付き合ってやる」

   
    ……………………………………