ー 遥彼方 ー 新選組と共に……







   総司「無駄な涙を流しましたね……」

   土方「泣いたのか?」

   遥「いえ。泣いてません」

   総司「毎日泣いてました」

   遥「泣いてません」

   総司「甘味処でもずっと泣いてました」

   遥「汗です」

   土方「ふふ……素直じゃねぇな…

     俺が好きで好きで好きで好きで

     抑えらんねぇんだもんな……」

   遥「強いて言えば……好いている」

   土方「可愛くねぇな…………」

   遥「お前が言ってた事だろ」

   土方「そうですね」

   総司「遥お茶呑みたい」

   土方「俺も」

   遥「はい」

   誤解だったが………素直に謝れず

     素直にお茶を入れた

   遥「どうぞ。私はコーヒー」

   土方「何の涙だ?」

   遥「は?」

   土方「悔しいとか寂しいとか悲しいとかあんだろ」

   遥「全て入り混ざって……怒りに変わりました。 女を作るなら私と別れてからにしろって言ったのに……って……」

   土方「そうか。ケラケラケラケラ」

   遥「土方を諦めよう諦めようって思ってたけど、いつもお前のこと考えてる私にまたムカついて………あ……意味分かります?」

   土方「ムカッ腹立ったんだろ?」

 遥「はい。最終的には殺意まで沸きました」

   総司「一番怖かったのは……庭で泣きながら煙草を吸ってた時です。火がついたままの煙草を握りつぶし、殺してやるって叫んでいました」

   
   土方「……………………………………

       それは怖ぇ~~~~~」


   遥「見てたの?そんなお前も怖ぇよ」

  総司「あなた怒りで体震えてましたし…話し掛けられる状態じゃありませんでした」