土方「いつ平和になる………」

   遥「戊辰戦争が始まったら…何年も戦ですよ? しかも、ほぼ銃撃戦です!私の分野です!」

   土方「俺、餓鬼作れる歳か?」

   遥「多分ね……」

   土方「もう……祝言挙げよう……」

   遥「えぇ~~~~~~~~~」

   土方「あからさまに嫌な顔すんじゃねぇよっっっ!!!」 

   遥「だって、私まだ働きたいし……」

   土方「戦わなきゃだめか?」

   遥「折角私の得意分野の時代になったのに…………」

   土方「祝言挙げてくれ……………」

   遥「武士の妻ですか……?」

   土方「あぁ……………」

   遥「嫌です!!!」

   土方「はぁ~~~~~~~~」

   遥「待つ身は嫌です!!!」

   土方「それが俺の仕事だ……」

   遥「知ってます。死ぬ時は一緒にいたいんです! 私は家庭に入るような女じゃない!」

   土方「知ってます」

  遥「今のままで十分幸せなんです」

   土方「俺は先を見たい」

  遥「アラームが鳴るまで待てないんですか?」

  土方「いつ鳴るかわかんねぇのに待てねぇ……」

   遥「今回、私が刺されたとき………

     どう思いました?」

   土方「生きた心地しなかった」

   遥「私もデス。あなたを毎日無事に帰ることを願いながら過ごさせるんですか?

     拷問ですね…………」