ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




   近江屋の空気は張り詰めていた

   遥「坂本さん……遥です」

   坂本「おぅ遥…今日は頼むき…」

   遥「あなたが死ぬとしたら……

      私が死んだ後です……」

   坂本「誰も死なせたらあかんぜよ」

   遥「はい。そのつもりです」

   土方「しっかり警護を成し遂げる」

   坂本「頼むき……」

   遥「今日は一、二番組と、幹部五名

  敵が多い時に備え、屯所に斎藤、原田の隊が出れるように待機してます……」

   坂本「頼もしいがじゃ~」

   中岡「夕刻まではのんびりするき。

    早めの夕餉を用意させるきに…」

   遥「出来れば隊士達の緊張を解すために味噌汁をお願いします…………」

   坂本「ふっ!そうじゃのぅ」

  遥「想像以上に空気が張り詰めています」

   土方「遥………今日らしいぞ……」

  土方が覗く窓の外に二~三人近江屋を見ている 

   遥「奴らは伝令ですか?」

   土方「だろうな……」

   遥「っっっ!!! 幕府っっ!!」

   土方「だな」

   遥「見回り組じゃない……の……?

     烝っっっ!!! 無線機!」

   烝「はいよ~~~」

   カチ 遥「てつげん……」

   てつ「聞こえてる。島田さんに左之達が待機してる部屋に行くように伝えて。

    着いたら教えて」  カチ


   カチ てつ「承知」

   土方「何だ?」

   遥「池田屋よりもデカい事になりそうです。最悪、会津も出て来る……」

   土方「……………………………………」

   てつ「着いたようです」

   遥「左之と一chanの隊はこっち来て! 平助の隊も平助いないけど、鎧付けてこっちに来るように伝えて……」

   てつ「何かあったか?」

   遥「池田屋以上の惨劇が予想される」

   げん「マジかっっっ!!!」

   遥「伝えて……」

   

     ……………………………………