ー 遥彼方 ー 新選組と共に……





      耳を舐める伊東

  遥「ぎやぁーーーーーーーー!!!

    キンモォーーーーーー!!!

    鳥肌鳥肌!!!」

  伊東「感じている証拠でしょう…」

  遥「助けて!三木!!!お願い!

    平助ぇーーーーーーー!!!」

  伊東「誰も来ませんよ?」

  遥「い~~や……来るよ?」

  伊東「此処は我々にしか分からない…」

   GPS……土方と山南さんが持ってる

    ヒロと健の奴を渡したから……

   それまで時間を稼ぐ………………

  遥「土方と山南は……私の居場所を何時でも分かるんだよ……私が未来から来たこと忘れたの?」

   伊東「そうでしたね…では、殺される前に早く頂かないと………………」

    遥の着流しをガバッと開いた
  

   遥「ぎやぁーーーーーーー!!!

    平助ぇーーーーーーー!!!

    歳ぃーーーーーーーーー!!!」

   
    ……………………………………



   平助「遥………………っっっ!!!

     遥ぁーーーーーーーー!!!」

   遥「っっっ!!! 平助……近くにいるの? 平助ぇーーーーーーーーー!!!」

   伊東「縛ってあるから出られませんよ……」

   伊東は遥の体を触りまくり…

  遥は体を捩りながら何とか隙を見付ける

   三木「止めろっっっ!!!」

  三木は兄である伊東に刀を向けた

    伊東「本気ですか?」

  三木「遥から離れろ!」

   伊東「見てみなさい…泣いてない。
    嫌がってないんですよ?」

  三木「それはない……」

   伊東「刀を収めなさい」

    三木「断るっっっ!!!」

   伊東「なら……仕方ない……」

     ザシュッ!!!

    三木「っっっ!!!」

  遥「っっっ!!! 三木っっっ!!!」

  伊東は刀を抜くと同時に振り返り

   三木の腹を左から右へ斬った

  遥「三木っっっ!!! 三木っっっ!」

  三木「遥……悪かった………………」

  遥「いや……ちょっ……三木……嘘っ!

    三木ぃーーーーーーーー!!!

    てめぇの弟だろぉ!!! 何で!」


     ポロポロポロポロ

  平助「遥ぁーーーーーーーー!!!」

     遥「てめぇは絶対殺すっ!」

   伊東「楽しみにしてます」クスッ!