ー 遥彼方 ー 新選組と共に……






   夜になり…伊東が小屋に来た……

   伊東「三木三郎……出てなさい…」

   三木「断る!遥には触れるな……」

   伊東「兄であり、頭の言うことが聞けないのですか?」

   三木「悪いが……遥の事は……無理だ」

   伊東「あなたも……遥に惚れているのですか? ならあなたも今から……」

   遥「来るなっ!喋るなっ!気持ち悪いっ!」

   三木「兄貴……遥に触るな!」

   伊東は遥に近付き、顎に手を添え上に上げた

   遥「触るなっっっ!!!お前……

    土方に殺されるぞ…………………」

   伊東「そんな事にはなりませんよ」

   遥「い~や……絶対殺される!

     私は土方の恋仲だから……」

  伊東「そんな事知ってますよ……

     あなたは…此処で起こることを彼には言わない。  いや……言えない……」

   遥「何でだよっっっ!!!」

   伊東「平助を縛って隠しましたから…」

   遥「っっっ!!!てめぇ~~~!

     離せっ!平助ぇ~~~~!!!」

   伊東「平助に聞こえますよ?」クスッ!

   遥「平助ぇ~~~~~~~!!!」

   三木「兄貴……やめ」

   伊東「黙らないと斬りますよ…」

 手足を縛られてる遥を組み敷いた伊東は

     遥に接吻をした…

       ガリッ!

 思いっきり唇を噛むと伊東は遥から離れた

  伊東「痛いんです。大人しくしなさい」

  遥「いやぁーーーーーーーー!!!」

  三木「遥…………………」

    伊東は遥の首に噛み付いた

  遥「痛ぇんだよっっっ!!!離れろ!

      クソがっっっ!!!」

  伊東「相変わらず綺麗な言葉遣いですね」