土方「俺はお前じゃないと…恐らく全ての事に対して満足できねぇ……他の女と一緒になってもお前と比べちまう……お前以外は考えられねぇ………」

   遥「私も全く同じ!私も歳が好きすぎて殺したくなる……いつかは歳の子供を産みたい……でも……今はやっぱり無理

   新選組を見届けたい……腕貸して?

    この音……覚えといて?」

   土方「あ……あぁ……」

  遥「この音を入れとくから……

    次、この音が鳴った時、

    まだ私達が恋仲だったら

    もう一度、同じ事言ってくれる?

    その時には赤ちゃんの準備もして

    ちゃんと受け入れる」

  
  土方「分かった……ただ、一言だけ言っておく……俺がお前じゃなきゃ駄目なようにお前も絶対俺じゃなきゃ駄目なんだ。だから

    俺らは絶対夫婦になる………

    そして、絶対死ぬな………………」

     遥「良かろう」

  土方「……………………………………

        今すぐ死ぬか?」

   遥「ヤだよ……歳の赤ちゃん抱かせてあげてないもん」

  土方「ふっ! で?いつ鳴るんだよ…」

  遥「さぁ……。ま、楽しみに待ってて」 
  
  土方「何の日だ?」

  遥「クスクス さぁ~~………」

  土方「ムカつくな………………」

  遥「ムカつくは……この時代……」

  土方「ねぇよ! いちいちうるせぇな! 良いんだよ!俺らが意味分かってりゃそれでっっっ!!!お前の言葉は移る!だからお前が悪い!お前も直さないんだ!

    俺も直さねぇっっっ!!!」

  遥「あれ?今何時だ?」時計を見ると

  遥「だぁーーーーーーーー!!!

   巡察の時間15分も遅れてる!!!

   行ってくる!!! クソッ!」 

  飛び起きて羽織を着て家を飛び出した


    ……………………………………

  
  土方「あいつの頭…ボサボサだった……」