ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




   伊東「円陣の他にも態勢を考えてるんですか?」

   遥「はい。一つだけだと敵に読まれてしまいますからね」

   スッ! 山南は少し障子を開けて

   警戒しながら伊東を見張る

  伊東「私に出来ることは……」

   遥「ありません。これは土方にも手伝ってもらってませんので」

  伊東「そうですか。あなたは本当に素晴らしい」  手を肩に回した

   遥「ありがとうございます」

     遥は立ち上がった

   遥「あなたは組を出ますか?」

  伊東「いいえ?」

   遥「平助を利用しないでね。
  
    平助があなたのせいで死んだら

    あなたを殺します」

   伊東「大丈夫。平助はあなたを引き込む良い材料になりますから」

   遥は伊東の言葉には返さず会釈して

        家に帰った