砂利の上で正座してるのは四人
その前に腕を組み、仁王立ちしているのが
私の鬼
遥と総司はずーーーっと後ろから
様子を観察していた
何を話しているのかは此処からでは
不明
遥「桃太郎さん、助け出さなくて
宜しいのでしょうか……」
総司「お猿さん。私に死ねと
仰るのでしょうか………」
遥「配役がおかしいでしょ!!!」
総司「え?他に何があるんですか」
遥「じゃ、私お爺さん」
総司「お爺さんは何もしないでしょう!」
遥「じゃあ、お婆さん?」
総司「……………………………………
桃太郎は駄目です」
遥「つまらん!!! 何とか宝を助け出さないと!!!」
総司「宝?隊士がぁ?」
遥「お前…隊士を何だと思ってんだよ」
総司「そんな事考えたこともない」
遥「だから総司はぁーーー!!!」
土方「おめぇーら煩ぇぞ!」
遥「バレてるしね……………………」
総司「遥が煩いから…………………」
遥「よし!!行くよ!格さんっ!」
遥は総司の腕を引っ張って走り出した
総司「はい!助さん!」
遥「……………………………………
そこ………黄門様だよね………」
総司「今日はうまくいきませんね」
遥「くそぉーーーーーーー!!!」
土方にソロソロと近付き………

