ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




    土方「……………………………………

     新選組は荒くれ者の集まりだ」

  遥「そんなことないっっっ!!!

   みんな……凄く良い人……ちゃんと…

   みんなの中味…見てごらんよ……

   副長でしょ?部下の何を見てるの?」 

  土方「平隊士のお前が偉そうに物を申すなっっっ!!!」

  遥「言っとくけど……私にだって100人以上の部下がいたんだ……人の上に立つ立場の人は……手本にならなきゃいけないんだよ!

  新選組では平でも……私の生きた時代では平じゃないっっっ!!!

   部下の意見も聞けないような上司は…誰も付いて来ないっっっ!!! 違う?」

  土方「うるせぇな!ギャーギャー騒ぐんじゃねぇっっっ!!!」

  遥「土方と近藤さんだけが作るの?

    みんなの意見はどうでも良いの?」

  土方「そうは言ってねぇ」

  遥「幕府は250年の歴史に終止符を打つ

   あと…何年もないよ…… 2年後、将軍家茂、大坂城内で病死

   その後、一橋慶喜が15代将軍になる

    その慶喜が自ら幕府を堕とす

   何故そこまで幕府に拘るのか……

   私には理解できないっっっ!!!」

   土方「……………………………………」

   遥「慶喜は苦渋の決断を下したのに

    新選組は最後まで闘う……

    将軍がせっかく収めたのに……

    尊敬する上様の意志を無視して

    戦い続ける意味は……………?

    組長の命令は絶対なのに

    上様の命令は絶対じゃないの?」

   土方「……………………………………」

  遥「私は局長と土方の思想が分からない

    鳴けぬなら 

     鳴き方変えよう ホトトギス


    鳴けぬなら

      皆で護ろう ホトトギス 」

  
   土方「…………………………

           誰の句だ」

 遥「私も始末書書く?血判書でも良いよ」

  
   土方「誰の句だ……と聞いている」


   遥「いるの?要らないの?」

    土方「いらねぇ……誰の句だ」

    遥「私だよっっっ!!!」 


      スパンッッッ!!!


   遥「あ……………………………………」

   幹部「あ…………………………………」

   遥「失礼しますっっっ!!!」

     
      スパンッッッ!!!

   
   総司「遥ぁ~~~~~!!!」

   土方「放っとけっっっ!!!

      始末書出せっっっ!!!

       斎藤もっっっ!!!」