ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




   遥「で?話とは………」

  坂本「あぁ……。儂の警護じゃ」

  土方「あの……我々は敵だ……」

  桂「遥殿はそう思ってない」

  土方「局長の許可がないとダメだ」

  坂本「いつお戻りになられる」

  土方「一月程…………」

  本当はもうじき戻るが、伊東甲子太郎の件もあり…それが落ち着いてから……と言うことなのだろう…………

  遥「中岡慎太郎…。
彼も一緒に……。 でも、我々は幕府に仕えるもの……幕府は良く思わないでしょう……」

  坂本「我々は幕府を滅ぼす」

  遥「その件につきまして……

   大政奉還して、慶喜公も政に参加させて下さい」

   桂「何故です」

   遥「政に参加させる変わりに大政奉還させるのに、幽閉するおつもりですよね…

  幕府軍は戦を起こします。そんな戦は必要ない………無駄な戦。あなた方が約束を守れば良いだけの話です」

  桂「あなたには戯れ言は通用しないことは分かってます……」

  遥「平等に……長州や薩摩の良いようにならないようにして下さい。政は日本を護るもの……あなた方の良いように操るものではない……」

  土方「何故薩摩………」

  遥「 公武合体、
  外交はさて置き、天皇を仰ぎつつも、幕府に引き続き実権を持たせると、言うのはご存知ですよね? 薩摩は、幕府を乗っ取るのではないか…と、幕府に嫌疑をかけられ、今まで散々死力を尽くしたのに、裏切られた思いにより長州と手を結ぶ  これが薩長同盟

  しかし、10年ほど後に…薩摩と長州で戦が起きます。それが西南戦争。それを最後に140年ほど内戦は起きていません。坂本さんはキッチリこの戦を起きないよう、生きて止めて下さい」
 
    坂本「何とっっっ!!!」
  
  遥「私は尊王攘夷と、言いましたが…

   鎖国は賛成しかねます………」

  桂「何故ですかっっっ!!!」