ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




     家を出ると…二階に駆け上がり

     bedに潜り込んだ 

   遥「ふぅ…う…う…ふ…く…」

     ボロボロと零れる涙

   土方「入るぞ」 カチャ

   遥「こ…ないで…ふ…ぅえ…」

   土方は布団の上から遥を撫でる

  土方「幕府が…もう受け入れられないんだな……」

  遥「だから…私はもう此処に必要ない」

  土方「遥」

  遥「私は…近藤さんに…付いていけない」

  土方「……………………………………」

  遥「弱い私に腹が立つっっっ!!!」

  土方「俺に付いて来い……」

  遥「お前も……佐幕だろ!!」

  土方「佐幕とか攘夷とか…無視して…

       俺に付いて来い……」

  遥「歳……伊東甲子太郎が良い奴だったら………私は何を信じればいい……」

  土方「俺を信じればいい……俺だけを見てろ……」

  遥「これから……新選組は真っ二つになる……平助も恐らく伊東甲子太郎に引っ付いて離れない……多分……此処からも出て行く…」

  土方「俺だけを見ろ。平助も組の動きも…近藤さんも…幕府も…何も見るな……」

  遥「出来ないよ……見たくなくても視界に入る…耳に入る…」

  土方「……………………………………

    まぁ、見てろ…俺を…。

      屯所戻るな」

  
    ……………………………………


  遥の精神状態は限界だった。

  犯されたこと、拷問、平助、山南、佐幕、攘夷……伊東甲子太郎…みんなの死…

       父親のこと… 

    現実から逃げている自分  

  自分で気付かなきゃ行けないことは分かってる…自分で立ち直らないと…いけない

  でも……人のせいにしないと壊れそうな自分がいる………