ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




   土方「離隊……か?」

   遥「いや……まだ、伊東甲子太郎がどんな人柄かは分からないから…それはまだ考えてない……」

   土方「また妙なこと考えてねぇで

     さっさと寝ろっっっ!!!」

  遥「はぁ~~~~い」

   土方は屯所に戻った………………

  
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  それから四日後

   慶喜「無事で良かった………」

   遥「まだ仕事は出来ませんが……」

   慶喜「まだ痛むか?」

   遥「はい。とても……先日も傷が開き、焼かれました」

   慶喜「そうか………何か必要な物があれば……」

   遥「最新式の銃」

   慶喜「は?」

   遥「最新式の銃を大量に…弾も……」

   慶喜「……………………………………

      分かった………………………」

   土方「遥…何言って」

   遥「駄目なら良いんです!今更幕府に何も求めてませんし」

   慶喜「っっっ!!! 杉浦」

   遥「仲間だと思っていたのは此方側だけだった……ただそれだけです」

   土方「遥!失礼だぞ!!!」

   遥「慶喜公は何も悪くないのは分かってます。 でも……あなたの部下です。

   あれ以来、熟睡出来ないんです」

   土方「っっっ!!!」

   遥「痛みもそうですけど…順番に犯される光景が……頭から離れない……子供が出来なかったこと…性病にかからなかった事だけが救いです……こうやって…仕事もしないで一日を過ごしていると……頭がおかしくなりそうです…私は…禁門の変で…何もしなければ良かったと後悔してます。先の戦でも…何もしたくないと思うかも知れない」

   土方「遥………………………………」

   遥「私と祝言を挙げてくれる人がいるなら……此処を出て…主婦になって、子供を育てるのも悪くないのかも知れない……」

  慶喜「側室に……」

  遥「嫌です!!御所には行きたくない」

  土方「慶喜公…申し訳ありません……

    精神が不安定なもので……」

  慶喜「分かった……帰るとしよう」

   遥「あなたも忙しい身なんです。

     こんな所に時を費やさないで下さい……あなたのやるべき事をして下さい」

   慶喜「……………………………………

            失礼する」

   土方「お送り致します」