ー 遥彼方 ー 新選組と共に……



  遥「総司…私、尊王攘夷だから…」

 夜、総司とソファーに座って話していた

  総司「まぁ…未来を見れば分かります」

  遥「近藤さんとは思想が違う……」

  総司「はい……」

  遥「もし…これから尊王攘夷と佐幕派に別れたら…私はどうすれば良いのかな……」

  総司「土方さんに着いて行けば良い」

  遥「土方は……佐幕………」
  
  総司「そうですね」

  遥「私は尊王攘夷………」

  総司「はい」

  元々、山南と平助は尊王攘夷として
  新選組に付いて来た。

  近藤さんが池田屋以降、完全に佐幕になったから、平助は伊東甲子太郎を呼んだとも言われる。 新選組を変えるため。

      護るために……

  遥「多分…私は…土方には付いていけない」

  総司「っっっ!!!」

  遥「分かんないよ?先の事は……

    でも……私が土方に付いていったら

    私は私じゃなくなる…気がする」

  総司「……………………………………

        遥……体調は…?」

  遥「痛いけど大丈夫…」

  総司「寝なよ……」

  遥「たくさん寝て眠れないよ……」

  総司「私はもう寝ますね……」

  遥「うん……お休み……」

   
     ……………………………………


  遥は庭へ出て、ソファーに胡座をかいて煙草を吸っていた

  遥「平助…」

  土方「俺と言う者がありながら…他の男の名を呼ぶとはな………俺も煙草くれ……」

  遥「はい。どうぞ」

  土方「どうした?」

  遥「ん~~~~~~~~~~~」

  土方「何だよ………」

  遥「私は尊王攘夷…土方とは…思想が逆」

  土方「またそれか……」

  遥「平助と山南さん…………」

  土方「……………………………………」

  遥「私は…伊東甲子太郎に付くような気がする」

  土方「っっっ!!! てめぇ…死ぬ気か!!!」

  遥「煩いよ…死ぬつもりはないけど…

 平助と山南さんは……死なせたくないよ」