遥「ヤダ!麻酔なしで焼くなんて……

    絶対精神崩壊する!!!」

  土方「ふっ!大丈夫だ……」

    宥めるように頭を撫でる

  土方「おまえの精神は既に崩壊してる」

   遥「ふざけんなぁーーーーー!!!」

  総司「暴れないでっ!血が溢れてる!

    誰か!もっと手拭いをっっ!!」

  平隊士が何枚かくれたので、更に圧迫を続ける

  土方「消毒液……今動いたら間違い無くこいつは脱走する……新八達……早く戻れ……」

  遥は騒ぎ始めた……山崎が熱そうな鉄を持って来たから………

  遥「止めてーーーーーーーーー!!!」

  土方は手拭いを口に突っ込み、更にもう一枚を猿ぐつわにした 

   山崎「島田さんは両脚を……総司…三つ数えたら……手をどけ…もう片方の腕を…」

    総司「はい」

  山崎「三 二 一 退けろ!」

    酒をかけ、ジューーーー!!

  遥「ぎやぁーーーーーーーー!!!」

  土方「舌を噛む…黙れっっっ!!!」

  遥「ぎやぁーーーーーーーー!!!

    あぁーーーーーーーーー!!!」

    遥は数刻意識を失う………

  土方「まだ早かったか……くそっ!」

  山崎「あと一月は安静に……」

  土方「分かった………」

  土方は遥を担ぎ、家に運び、ソファーにうつ伏せで寝かせた

  平隊士は稽古再会の前に…床の血の掃除

  平隊士「俺なら耐えられない」

      「俺も無理」

      「やっぱりあいつは強いな」

  
   はぁ~~~~~~~~~

  山崎「あれは……遥でも地獄やで……

     どんなに強靱でも無理や……

   余りの痛さに舌噛んで死んでまう事もある。だから…土方さんは手ぬぐいを口に詰め込んだんや……近藤さんや土方さんかて声あげて叫ぶで………」

   平隊士「恐ろしいっっっ!!!」

   
    ーーーーーーーーーーーーーー


  土方「無理してんじゃねぇよ…阿呆」