ー 遥彼方 ー 新選組と共に……




   東京に着いた頃には五人の喉は枯れていた 

   早速…お墓参りツアーを開催

    土方は自分の墓前に立った

  土方「俺は……満足したのだろうか…」

  遥「史実では莫大な信頼があったし、実力もあった。 でも……満足かどうかは……土方のみぞ知る……な~んちゃって………」

  遥は墓石に水をかけ、花を手向け、線香に灯をともし、手で扇ぎ、みんなに手渡した。

   遥は墓前にしゃがみ、手を合わせ目を瞑った…………

   皆も同様に手を合わせた……

  遥「土方のお墓や銅像は色んな所にあるんだよ…?遺体はまだ見つかってないけど…」

  土方「マジかっっっ!!!」

  遥「現代語は良くありません」

  土方「死没は?」

  遥「蝦夷」

  土方「……………………………………」

  遥「新政府軍に遺体を晒したくなかったんじゃない?」

  土方「あぁ。そうかもな……

     じゃ……行くか…………」

  総司「私のお墓は行きたくありません」

  遥「何で?」

 総司「私は…労咳で死んだんでしょう?」

  土方「何故だ」

  総司「遥が執拗に薬を飲ませたのも…

   労咳にならないようにする為でしょう

   新選組の役にも立てず、死んだ者の墓参りは……必要ありません」

  土方「それは違う。お前は誰よりも組を想い、近藤さんを想い、誰よりも貢献した…

  何も役に立たなかった奴が歴史に残ると思うか?  それに……遥が大金はたいて労咳を治した。。。 俺らは……此からだ」

  総司「土方さん………………………

  ふふ。やはりあなたには何一つ勝てない」

  土方「剣の腕と組への想いは俺より上だ」

  総司「寝る間も惜しんで仕事してる土方さんよりも?」

  土方「そうだ……」

  総司「有り難う御座います。墓参り…行きます……」

  土方「よし……行くぞ」

  土方は総司の肩に手を回し歩き出した

  遥「出口……こっちです……」

 土方達はクルッと方向転換し…歩いてきた