裏表ガールも恋をする



それから、颯太君といろんな話をした。

嫌味の言い合いから、普通の会話まで、いろんな話をした。


一緒に過ごしてて思ったんだけど。

なんだかんだで、私、颯太君と過ごす時間嫌いじゃないんだ。



普通に、楽しいと思うし。


颯太君自身も、本当、性格悪くて黒くて最低な奴だけど、根は優しいんだなって思うようになった。


だってほら、さっきみんな移動してたのに、颯太君だけ待っててくれたでしょ?


…まぁ。だったら、宿泊研修の時の颯太君はなんだったんだってなるんだけど。

そこは置いといて、今現在、私は、颯太君といるのが楽しいと思ってる。

これが事実なんだから仕方ないよね。



『颯太君。これからもよろしくね。』

「んだよいきなり。まぁ、よろしくしてやらないこともないけど。」