裏表ガールも恋をする



『1Aでやってまーす。是非来てくださーい。』


さっきと比べて1オクターブ暗い低い声で宣伝する。

こんな気分の時に、ゆるふわ天使なんかやってられるか馬鹿野郎!


「君のクラス、お化け屋敷やってんの?」

「その格好、文化祭じゃなかったら超イタイよねー」


ケラケラと笑いながら話しかけてきたチャラい印象を与える2人組の男。

その2人の態度にさっきから募っていたイライラがさらに増す。


『あはは、そうですねー。ところでおじさんたちいくつ??』


私は、なんとなく喧嘩を売るような口調で眼帯を取りながら言った。


「…おじさん?ちょっとまってよ、俺たちまだ現役大学生なんだけどー…」


眼帯をとるときに、少しうつ向き加減になっていた状態から、威嚇するようにして顔をあげる。


そうしたら、予想外の言葉が降ってきた。