裏表ガールも恋をする



『…お化け屋敷の人気じゃないんだ。』

「なに言ってんだよ。俺もお化け屋敷の一員だよ。」


少し拗ねたように言う颯太は、少し…いや、すごく可愛い。


「…お前さ、ここで案内しろよ。」

『はー?やだよ、暗いところ嫌い。1人でなんて耐えられない!』


宿泊研修での肝試しを覚えてないのか馬鹿野郎。


「……」


颯太は、不満そうに顔をひきつらせてから、眼帯をしっかりした位置に直した。


『えー、これ意外とさー、見にくいんだよ。』


丁度視力良い方にかかってるからねー。


「だめ、お前はこれを、ちゃんとつけてろ。」