『……もぅ、信じらんない!!』
あのあと、そのまま教室にいるのなんて恥ずかしすぎて耐えられなくなった私は屋上にダッシュした。
それに、ちゃっかり颯太もついてきちゃってるんだけど。
「そう怒んなって。」
『…普通怒るよっ!恥ずかし死ぬと思ったんだから!!』
涙が出そうなくらい恥ずかしくって顔が火照る。
そんな状態のまま、颯太を睨むと、
深くため息を漏らされた。
……なんでそんなため息つくのさ。
「…お前さ、分かってやってんの??」
『はぁ?なにを。』
呆れたように言ってくる颯太。
訳がわからなくて悪態をついていると、颯太が近づいてきて、ゆっくりと押し倒された。
「……誘ってんの?って言ってんの。」
それはまた、色っぽい声で言ってくるわけで…。
『………さ、そってなんか……ない。』
真っ赤になった顔をそらしながら、弱々しくつぶやく私です。



