「…綺麗だな。」 颯太君の呟きを聞きながら、私は、水槽の中を見つめる。 やっぱり人が多くて、水槽の下の方に書いてある魚の名前とか詳細とか? そういうのは、全然わかんないけど、細かい魚がトルネードを作って回ってる。 暗い館内の中で、私の右手は颯太君の大きな左手に包まれていた。 『……すごいね。』