裏表ガールも恋をする



「ちょ…お前、小学生じゃあるまいし。施設で走んなや。」

シャチの水槽の前で颯太君が呆れ顔を見せる。


『あははっ!ごめんごめーん!』


でも、私の悪びれもしない返事に優しい笑顔を見せて、頭をコツンとした。


「ちょっとは反省しろばーか!」

『ばかじゃないしっ!!』