裏表ガールも恋をする



『おぉ!水族館か遊園地ー。うー。どっちも楽しそうだなー。颯太君的にはどっち?』


本当にどっちも楽しそうだ。

まぁ、今の私はどこへ行っても楽しいと思えるんだろうけど。

…だって一緒にいるのが颯太君だから。



「俺?俺は別に…。結菜が行きたい方でいいよ。」


私は顔を赤らめた。

いつの間にか馴染んだ"結菜"呼び。
理由はこれだけじゃなくて、颯太君がボソッと言った一言が聞こえてしまったから。




「…結菜が楽しかったら、俺も楽しいし。」