駐車場に車を停めて 遊歩道を 岬の先端まで 歩いて行く。 「さあ、お姫様どうぞ」 そう言って左手を 差し出してくれたことを 思い出す。 彼が今どこで 何をしているのか 私にはもう 知ることは出来ない。 「ああ、いつ見てもきれい…」 月並みだけど それしか言葉が 思い浮かばない。