瞳の中の碧い海



着いて真っ先に
距離的に一番近い


積丹の神威岬に
一人で行った。


その海の美しい碧さは
あおいが毎日眺めていた
写真以上だった。




「こんなきれいな
  ところがあるなんて」





実際の景色を見せたら
あおいはなんて言っただろう?


連れてきてあげたかった…



夢は全て叶えてあげたかった…



幸せにしてあげたかった…




どんなに嘆いても
もうあおいは帰ってこない。



ただ全て諦めて
言いなりになって生きるだけ。




自分は一生


鳥かごの中。