瞳の中の碧い海




「だからさぁ
 お金貸して欲しいんだよね。
 いいだろ?
 オレら友達じゃん」


「お金、いくらいるの?」


「うーん、とりあえず
  5万くらいかなぁ」


「一緒に遊ぶのに
   お金がいるの?」


「そう、そうなんだよ!」


「でも…」



黒い瞳をくるくるさせて
困った顔をしている。


「ダメなら
 あおいちゃんの友達
   やめようかなぁ」


「え…
 おともだちやめちゃうの?」


「そうだよ?」



彼女は更に困った顔をして
とうとう財布を
出してしまった。


悪友たちは
ニヤリとほくそ笑む。