瞳の中の碧い海



翌朝目覚めると
いつもの棗に戻っていた。


「昨夜はごめん」


そう言ったものの


自分がどうなったのか
何を言ったのかは
あまり詳しく
覚えてはいないようだ。


ただ
パニックに陥ったときの
恐怖だけが
彼の中に残っている…



そんな感じだった。




「出来れば何があったのか
 話して欲しいの…
 
 そうじゃないと
 今後どうすればいいか
    わからないよ」



そう


雷はいつ落ちるか分からない。


何が原因なのか知っていれば
より良い対処が
出来るかもしれない。