瞳の中の碧い海




それがいいか悪いかは
別として


ママはそれ以来
棗と付き合うことを
反対しなくなった。


むしろ


「お金持ちだし、しっかり
   捕まえておくのよ!」


とか


「今度ママにも貸して!」



と言うように
なってしまった…。





家出したことを
棗に怒られるとは
思っていなかった。


私自身も
彼はもっと
いい加減な人だと
思っていたみたい。