さびしがりやクラブ

コンビニの入り口にたむろしてる

ヤンキーの前で

足を止めた。

1人が気づいてこっちを見てる。

目が合う。


みんなの会話が止まる。


小走りで逃げるようにあわてて、コンビニに入った。

胸がドキドキする。

意味もなくお菓子コーナーに入った。


それから雑誌を立ち読みするふりをして

雑誌の隙間からガラス越しに

恐る恐るヤンキーたちの様子をうかがった。


彼らはまた、話しながらゲラゲラ笑ってる。


どうやら、彼らではないようだ・・


店内にはおばちゃんや、学生や数人いるが

ぼくには目もくれず、買い物しては出て行くので

どうやら「メンバー」はまだ来ていないようだ。



コンビニの時計を見ると

ちょうど12:00を指していた。


何食わぬ顔で雑誌を見ているが

キンチョーして内容なんか、頭に入らない。


だってだれかが、コンビニに入ってくるたび

「ドキッ」とするんだから。


でも、こんなにドキドキすることなんて

これまでの人生で1度もなかった。

ぼくは大きな一歩を踏み出したのかもしれない。

なんてね。


お客が入れ替わりやってきては出て行く。

その環境に慣れたのか

時間が経つにつれて

だんだん、ドキドキも消えていく。





それから2時間が過ぎた・・・