「昨日お袋と喧嘩して朝抜きなんだよなー」 「バカじゃないのー?」 「お陰でお昼は購買だよ」 琉翔と他愛のない会話をしながら靴箱を開けた。 “2人から離れろ” “消えろブス” よくも古典的な………… こういう虐めは中学の時にもあった。 だから、慣れているかと聞かれれば答えはyesだ。 「杏莉鈴行くぞ」 「あ、ちょっと待ってよ」 カードを無造作にバッグのポケットに突っ込み琉音の後を追った。