「そうだ、自己紹介まだだったよね。私、邦枝杏莉鈴」 「アリス?」 「そ、不思議の国のアリスのアリス。ちゃんと漢字もあるんだよ?」 「そうなんだ」 私の名前が珍しいのか、困った表情は直ぐに消えた。 「俺は露口琉翔。よろしく」 行き成り頭に重みを感じた。 「2人は仲良いんだね」 「幼馴染だからね」 「琉翔、重いってば」 「お、今日も夫婦喧嘩してんな」 「夫婦?」 「「夫婦じゃない!!」」 衣舞のボケに3人の声が重なった。