登校して直ぐ、目に入った転校生の姿。
どうしてもすぐに目に入ってしまう。
「杏莉鈴」
「大丈夫だよ、琉翔」
笑顔を見せ、琉翔を安心させてから教室に足を踏み入れた。
「おはよ~!」
「おっは~」
クラスの子達と挨拶を交わしながら、自分の席に着いた。
「海道君、おはよう」
荷物を机の上に置き、笑顔を向けた。
「おは、よう・・・・・」
「そんなに私が挨拶するの可笑しい~?」
クスクスと笑いながら鞄に入っている教科書を出し、席に着いた。
「あ、や、その・・・・・・」
「フフッ、海道君って嘘つけないタイプでしょ」
私が笑うと困った顔見せた。
昨日とは違う困った顔。


