運動場から離れ、着いた先は木陰がある体育館裏。
「なんの話ですか?先輩」
「今から話す内容は、耳をそらさずちゃんと聞いてほしいんだ」
「……分かりました」
先輩のただならぬ雰囲気に了承しかデキナカッタ。
「誰もがタブーにし続けてきた存在。杏莉鈴ちゃんの学年では暗黙の了解となっていたみたいだけど、実は俺達の学年でもタブーになっていたんだよね」
「なんの話ですか。私には全く意味が分かりません」
私がはっきりそう告げると、先輩が困った顔をした。
「その瞳。琉翔はよく見ていたんじゃない?」
「そりゃそうですよ。私達、幼馴染ですから」
「そうじゃない。気付いてる?今自分がどんな瞳をしているか」
どういう意味・・・・・・・?
先輩は何が言いたいわけ?
「なんて言っていいのかな。誣いて言うなら・・・・・色を無くしてる」
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